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北見地方SGECネットワーク
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北見地方SGECネットワーク・森林認証について
平成20年4月に設立総会を開催し「北見地方SGECネットワーク」がスタートいたしました。設立から今日まで関係者各位の皆様の特段のご協力に感謝申し上げます。
構成員としては規約上(10億円以上の企業は単独で加入)やめざるを得ない企業なども有り、現在27社の構成員により運営しております。
オホーツク地域全体で、約622千Haという我が国最大の認証森林地域が実現し、川上における認証材(素材)の安定的な供給体制が確立されております。
その反面、川下の認証材(製材加工品)の需要については厳しいものがあり、全体的に森林認証の制度に対する一般の認知度、関心度は高いとは言えず、更なる啓発活動を進めなければなりません。
令和2年来の新型コロナウィルス(COVID-19)の世界的な蔓延による社会経済・生活様式の変化、世界的な木材需要構造の変化、木材価格の乱高下などに対応して森林・林業・木材産業界も適応が迫られており、こうした状況を踏まえた活動が求められています。
このような中、SGECの規格については近年見直しが進められ、令和3年(2021年)6月に改正規格が施行され、令和4年4月にPEFCの相互認証が更新されたところです。
SGEC/PEFC森林認証制度の普及と認証の促進を通じ、今後とも国民の暮らしと健康を守る持続可能な森林管理に携わっている皆様、その森林からの木材など林産物を消費者に届ける加工流通に従事している皆様とともに持続可能な社会の実現に向け歩んで参りたいと考えております。
今後も引き続きオホーツク地域の認証森林の有効な活用について国有林や市町村を中心に要請活動等を展開していく考えでおりますのでよろしくお願いいたします。
事務局長 相澤 伴軌
目的
本ネットワークは、網走西部流域の国有林・道有林がSGEC認証を受け、国内で最大の認証林面積となったこと、更には管内各地で森林認証への取組がなされていることから、今後、北見地方において増加する認証林産物を、『緑の循環』認証会議の基本理念の下、SGEC統合CoC管理事業体として、SGEC認証規格に基づく川上から川下までの一体的な認証林産物の適正な流れを、構成員の連携のもとに形成することで、認証林産物のトレーサビリティを確立し、地元認証材の消費拡大を通じて、森林環境の保全と循環型社会の形成を推進する事を目的とする。
沿革
- 平成20年
- 4月23日
- 滝上町文化センターにて設立総会 事務局は北見地方木材協会内に設置
- 平成28年
- 2月20日
- 北見市オホーツク木のプラザにてSGEC森林認証制度と国際認証制度PEFCとの相互承認に 向けた説明会開催
- 平成28年
- 4月1日
- SGEC森林認証制度と国際認証制度PEFCの相互承認
北見地方SGECネットワーク認証範囲
- 1SGEC認証立木の購入及び伐採、SGEC認証丸太の販売及び搬送(物理的分離方式)
- 2SGEC/PEFC認証丸太の購入、SGEC/PEFC認証製材品及び木製品、ペレット、チップの加工及び販売(物理的分離方式)
- 3SGEC認証製材の購入、外部委託を含むプレカット加工及びプレカット加工品の販売(物理的分離方式)
- 4SGEC認証製材の購入、SGEC認証製材の構造材を使用した住宅の設計・施工・販売(物理的分離方式)
- 5SGEC認証立木の購入及び販売(物理的分離方式)
- 6SGEC認証丸太の仕入れ及び販売(物理的分離方式)
構成員数
令和6年4月1日現在27社(団体)